マンガ

おすすめ作品

漫画『娘がパパ活をしていました』社会通念もやもや満載

漫画『娘がパパ活をしていました』は、社会の弱点が満載で、パパ活をしている子も、その親も、無関係と感じている人にも気づきがあり得るのでオススメです。 『娘がパパ活〜』を読んだ理由 →「親の視点」という切り口に関心を持ちました。パパ活をする側の...
おすすめ作品

『母の再婚相手を殺したかった〜性的虐待を受けた10年間の記録』魚田コットン著コミックエッセイ

魚田コットンさんのコミックエッセイ『母の再婚相手を殺したかった〜性的虐待を受けた10年間の記録』は、まるで自分の幼児期をなぞっているような感覚になる。育った環境が異なる点も多いのに、トラウマ症状の現れ方が似ていることが多い。改めて、自分の身...
おすすめ作品

ヤングケアラーがテーマの漫画で、失われた子ども時代を思い出す

水谷緑さんの漫画『私だけ年を取っているみたいだ〜ヤングケアラーの再生日記』を読んだのは、私も幼児期からずっとヤングケアラーだったという自覚があるからです。この漫画本を手放すと同時に、自分の奪われた幼少期の気持ちも少しは成仏できたらという想い...
おすすめ作品

生きづらい人におすすめ漫画&コミックエッセイ

面白いマンガを読みたいけど...王道な人気マンガが微妙?恋愛至上主義な少女漫画はシラける?友情・努力・勝利と聞いて鼻で笑ってしまった?生き地獄を彷徨ってきただけに、楽観的すぎる世界観にアレルギー反応が起きてしまう私が、興味深く読めた推しのコミックエッセイや漫画の一部をブログ記事に蒐集。
おすすめ作品

『氷の城壁』で描かれる心の成長と、対等な関係性

阿賀沢紅茶さんのデビュー作『氷の城壁』を読み終えて、満足感に浸っている。 目次 心理模写 対等な関係 余談 心理模写 登場人物の心理模写が、ここまで細かく描かれた漫画はこれまでに存在しただろうか。 スマホで読むことを意識した縦スクロール漫画...
おすすめ作品

『明日、私は誰かのカノジョ』毒親と絶交後も人生甘くない

『明日、私は誰かのカノジョ』が17巻で完結し、もう終わってしまったのかという寂しさと同時に、不完全燃焼を感じている。 なぜなら私は、毒親と絶交した後も苦悩は続くのが現実的だと思っているから。「なんで私を捨てたの」「今度は私がお母さんのことを...
日記

『血の轍』17巻、最終話に覚える違和感

⚠︎ネタバレ注意清一がお母さんの介護をし、最後を見届けて、死んだ直後から開放感を味わってるところや、老人になって母親の顔が思い出せなくなっているくだりなんかは、同じ毒親育ちでも自分とは全然違うなと当たり前なことを感じた。私はそもそも両親と絶...
おすすめ作品

漫画『女(じぶん)の体をゆるすまで』性別違和と性被害

己の性別に違和感を感じさせられること。 セクシャル・ハラスメント(性被害)。これらにはジェンダーバイアスという問題が根底にある。ジェンダーバイヤスとは「女・男はこうあるべき」という社会的な固定概念のことで、個人の認識と必ずしも一致しない。だ...
おすすめ作品

田房永子著『キレる私をやめたい』で知ったゲシュタルト療法の効果が偉大

彼氏にキレてDV・モラハラを辞めるために、母親への怒りを解消したい。 私はその想いで、田房永子さんのコミックエッセイ『キレる私をやめたい〜夫をグーで殴る妻をやめるまで〜』を2018年に読み、ゲシュタルト・セラピーのことを知り、直ぐにワークシ...