梅仕事2025年 

雑記

青梅

我が家の庭には梅の木が3本ある。そのうちの1本に大粒(4cmくらい)の梅がオレンジ色に光っていて、いつ落ちるのだろうかと毎朝見ながらソワソワしていた6月上旬。

私が今のシェアハウスに越してくる半年前の夏に梅が大量に収穫されたという話は聞いていて、その梅酒もいただいていたので、毎年梅の実の成り具合を気にはしていた。

もう3年以上になるが、梅の実にここまで訴えかけられたのは初めて。今年は豊作の年なのだろう。

毎日、YouTubeで梅農家の動画を見ていたら、梅干し作りに挑戦したくなった。梅酵素シロップは2回作ったことがあるだけの超初心者の私にもできそうな気になってくる。

💡驚いたのが、傷がある梅でも、よっぽど奥まで傷んでいない限りは活用できるということ。

💡シロップや梅干しやジャム以外にも、梅醤油、梅味噌、カリカリ梅、糠床に梅など、様々なレシピがあること。

シェアハウスは、一軒家を12人で共有しているので、一人に割り当てられた冷蔵庫のスペースは60Lしかない。パントリーのスペースも限られているので、物は増やしたくない(増やせない)けど、酸の強い梅の長期保存のために、セラーメイトの1L保存瓶4本と、500ml瓶3本購入。

6月中旬、庭の背の低い黄熟梅700gをもぎ取りIKEAのジップロックで塩漬けに。この時、自然落下の方が梅干しの皮が柔らかくなるので好ましいことを知らなかった。なので、落下して傷がついてしまう前に収穫しないと、と焦っていた。

背の高い梅は池に落ちてしまうため、購入したフルーツピッカーが届く頃には10粒くらいしか収穫できなくなっていた。これはウオッカ漬けて梅酒にした。

シロップには足りないので青梅2kgを購入。メルカリで梅農家から無農薬の鶯宿という品種を。

1500gでシロップ3種(きほんの甜菜糖・スパイス入り・蜂蜜入り)、200gで梅味噌、200gで梅醤油、100gでカリカリ梅。

一度に梅約3キロ捌いたのだけど、初めてなこともあって、かなり疲弊した。

完熟梅

完熟梅の季節になった6月下旬、梅干しづくりのモチベーションを上げるために図書館で梅仕事の本を借りたりした。

メルカリでも出品数が減り、近所のオーガニック食品店へ行くことに。セールで1キロ1398円をポイント値引き後1100円で購入。

毎日食べることを考えると、もう1キロ漬けたい(大粒を半分づつ消化)。近隣のオーガニック食品店を巡って、相場を調べたら、デパ地下や駅中だと農薬を使った物でも1キロ2980。

私は1キロ1000円くらいの認識でいたので、今年は雹被害で価格が高騰しているとは言え、手が伸びなかった。

近所のオーガニック食品店に再び行き、セール中の1398円の梅を見ていると、店員さんが1キロ500円の完熟梅もあることを教えてくれた。

信じられないレベル破格に感謝しながら、これは2袋とも買い占めないと損なんて考えていると、店員さんが「農家さんが困っていて」とダンボール箱を持ってきた。傷んだ完熟梅を指して「サービスするので梅ジャムでも作ってくれない?」と言われた。

実は、ちょっと傷んだ庭の梅で梅ジャムを作ったのだけど、渋くて不味かったので、躊躇した。けど無料だし、もう一度実験してみようと思い、引き取った。そんな訳で1キロ買うつもりが、4キロくらい家に持ち帰る事に。

傷んだ梅にも段階があって情報過多になった。カビが生えているものは身が綺麗でも捨てる?とか、ヘソのところから液が出てきているものは?どこまでの痛みなら捨て、ジャムにするか。その判断基準が難しく、時間を取られた。無料だけど、時間を取られる。傷みを取り除いて処分するにも手間がかかる。

これも勉強。ジャムは、前回よりもよくできた。超絶品とは言えないけど。よくやったよ私。今年の梅干しは18%にしたけど、来年は塩分濃度の低いものにも挑戦してみたいな。

ちなみに近所を歩いていると完熟梅が落ちている。それを拾って、洗って、他の梅干しと一緒に漬けているのが最近の日課。だから既に18%より塩分濃度は日に日に下がっている。

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