春土用の過ごし方:フリマ出店での学び

雑記

春土用の過ごし方を記録します。

フリマ客は100円均一が大好物

朝から近所のフリーマーケットに初めて出店し、何も売れませんでした(苦笑)が、学びがたくさんありました。

隣の出店者にはお客さんが群がっていました。

100円のバッグなどの雑貨や文庫本が中心でした。

私は1,000~数千円の物が中心。価値がわかる人に未使用品や美品を定価よりお安く提供できればと思っていましたが、場違いだったようです。

フリマの客層は「100円で買える」ということ自体が有難いのだということが分かりました。

どんなに上質な物がお得に買える機会が目の前にあっても、その物についての詳細は聞いてはきません。

「いくらですか?」と、あくまで値段に興味があるようです。

そして答えると、そそくさと逃げるように離れていかれる。

お得にしているのに、まるでボッタクリのような気持ちになります(汗)。

ガラクタをかき集めてでもして100円コーナーを設けるべきだったのかもしれません。

残念なのは、私は安物を叩き売りしたいわけでないので、それではモチベーションが湧かないということです。

私はふだんフリーマーケットで欲しいものがないことが残念だったので、私が買いたいと思えるセレクトショップで売っているようなものを並べました。

だけど「フリマの客層(100均で買い物がしたい)」と「良い物(100円とは限らない)」は相性が良くないために売れない=だから「フリマには良い物を売ろうとすること自体が間違い」なのかも。

骨董市の方が「良いものを買いたい客」が集まるのかもしれないけれど、年代物でない高品質な物を売りたい場合はどこに出店すれば良いのだろう?

やっぱりYahoo!フリマやメルカリなどのフリマサイトが最適解なのかもしまれません。

フリーマーケットなら手数料も送料もかからないので、フリマサイトよりもお得に提供できると思っていただけに、残念ではあります。

一方で、かくいう私自身も出店料がわずか500円だったので、チャレンジしようと思えたのでした。

フリマ出店がお金には変え難い経験になると頭ではわかっていても、出店料が数千円だったら、参加していませんでした。

人間っていくら綺麗事いったってゲンキン。

なのに手頃に出店の経験をさせてくださった太っ腹な主催者さんには感謝ですし、尊敬します。


暇になることを見越して、裁縫道具を持っていったのですが、お陰様で手袋のダーニングがはかどったのは予想通り。

なかなか着手できなかったことができ、満足です(笑)。

手袋はメリノウールだから肌触りも良く暖かいけれど、指のところの生地が薄くなり易い。

天然素材は気持ちがいいから、お直しの手間がかかっても末長く使おうという気持ちが生まれます。

安いものより長く使うから、実はコストパフォーマンスも良い。

こういう秘訣により多くの人が気づけば、心も体も環境にも良いと思います。

でも関心がない人に営業するほどメンタルは強くありません。

私が快適で環境にも良い暮らしができていれば良く、そこに気づく人は気づく。

真似して取り入れようとする人はいるので、その程度の影響力の方が性に合っていると思います。


良い物を共有したいという気持ちはあるけれど、自分の時間を削ってまでそれを他人に伝えなくても良いかな、といい意味で諦めがつきました。

余談:義理のフォロバは不要

手作りの焼き菓子を販売している方が出店していて、その方のパウンドケーキが甘さ控えめでとても好みでした。

手間暇かけて良い仕事をされているのが分かるお味でした。

その旨を伝えたら、インスタで繋がりましょう、と提案されましたが、私は「シャイなので」と遠慮しました。

どうやらその方は「フォローされても、知らないとフォローしないままのことがあるから」と、義理のフォロバをしないことが失礼に当たると気にしていたようでした。

私はむしろフォローされると、すぐにそのアカウントを消したくなる衝動に駆られるので、フォローされない方が有難いのです。

「フォロバは求めていない」ということが伝わると、どういう人か「ヒント」を聞かれました。

「とにかく食いしん坊です」とだけお伝えました。

でも、そのヒントだけで自分であることが分かる可能性が高まったので、その方をフォローをすることもなくなりました。

次はどこのマーケットでその方の焼き菓子を食べれるか、思い出した時に調べられれば十分だと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました